2008年7月9日水曜日

格差社会とその是正方法

以下は何年か前に別のブログに書いたのですが、そっちは閉鎖することにしたので、こっちに転記しました。

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昨今は格差社会が拡大したそうで、格差是正が声高に叫ばれているらしい。

なんだかピンと来ない。

おそらく80年代中頃に「一億総中流」などといわれた頃よりは格差が拡大したと思うが、あの頃は「一生懸命働いても所得が増えず、虚しい。社会主義じゃないんだから相応の所得格差はあってしかるべきだ。」といったような論調だったと記憶する。つまり今の状態は実は好ましいんじゃないの?

たとえばニートと呼ばれる人たちがいる。この人たちは働かないのに生きているわけで、つまり考えようによっては高等遊民みたいな人たちと考えられなくもない。それってすごい。なにしろ一般人が高等遊民になれてしまうんだから。

仮に格差が拡大しているとしても、内閣府が発行している年次経済財政報告あたりを真に受けるなら、それはおそらくフリーター、ニートなどの若年層の雇用情勢によるものと、地域格差の2つの要因によって引き起こされているのではと理解できる。

で、じゃあ地方格差はなんで起きたのかというと、もともと格差はあったのだが公共事業のバラマキと地方交付税による補填で穴埋めしていたに過ぎず、長年続いた垂れ流しのせいで国の財政赤字が540兆円にもなってもやは穴埋めが出来なくなっただけなんだと思う。しかも地方にずっとカンフル剤を打ち続けているから相変わらず地方経済は自分で歩くことさえ出来やしない。要するに問題を先送りにしていたわけで、もうこれ以上先に送れなくなっただけであろう。

じゃあニートやフリーターや契約社員の問題は?長くなるので割愛するが、要するにこらえ性のない若者が後先を考えずに転職したり、辛いことに耐えきれずに引きこもっているのじゃないかと思う。思うに若年層の雇用問題の半分は「ゆとり教育」の弊害じゃないかと思われる。残りの半分は年長者が既得権を手放さない所に原因があると思う。これはまたどっか別の機会に書いてみたい。
で、民主党の主張によれば、格差社会は小泉内閣の負の遺産ってことになるらしい... でも小泉内閣って無駄な政府の出費を減らして12兆円以上あった不良債権を圧縮したわけで、あの内閣がいなかったらいったい日本はどうなっていたんだろうかと思う。

で、じゃあもし民主党が格差是正をするとして、誰にお金を配るんだろうか?まさか「格差是正」の錦の旗のもとに、また既得権者が潤うようなバラマキに戻るんじゃないかと杞憂する。最近の阿部首相のフラフラぶりを見ていると本当に心配。

そうじゃなくて地方をある程度大きな括りにして、いくつかの経済圏を形成して育てて行くのがよいのではないかと思う。そしてゆっくりと確実に地方に創造力を付けることで直して行くしかないと思う。昨今大流行りの市町村の合弁というのは、つまりまあそういうことなんだと理解している。

また「ゆとり教育」からはとにかく決別しなけりゃいけない。ニート大量製造をどっかで終わらせないと。そうしてないと学力格差が所得格差を生む本格的な格差のスパイラルが発生すると思う。

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