2009年7月27日月曜日

小泉政権の功罪

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最近は何でもかんでも悪いことは小泉政権のせいですが、小泉政権の時にバンバン投票して小泉チルドレンを当選させたのは他でもない、大多数の日本国民です。

小泉元首相は在任期間が5年半と、佐藤栄作と吉田茂に次ぐ戦後3位の在任期間を誇りますが、これを支えたのは国民の皆さんです。

一体どのツラ下げで小泉政権を批判するんでしょう?

批判するなら鏡を見て、自民党を、そして小泉政権を支持した自分を批判すべきでしょう。

まったく意味不明です。

言っていることに何の一貫性もありません。

今景気が悪いのは全世界的に不況だからです。

小泉政権とはなにも関係ありません。



さて今日は真面目に小泉政権の功罪について書いてみましょう。

小泉政権は功罪で言えば、「功」のほうが「罪」をはるかに上回った政権だと思います。


不良債権処理
全国銀行の不良債権比率は、2002年3月期の8.4%から、2007年3月期には2.5%に低下しました。これを受けて株価もやっと底を打って回復しました。いったい小泉さんが首相にならなかったらどうなっていたんでしょう?竹中平蔵さんも大したものです。おおきに評価すべきでしょう。

デフレの脱却
デフレ脱却も小泉政権の成果といえるでしょう。全国消費者物価変化率は2005年度まで7年連続でマイナスでしたが、小泉さんが退任
した2006年度にプラスに転じました。そしてその後、2007年10月まで69カ月の戦後最長の景気拡大が続きました。

先の不良債権圧縮、財政赤字の抑制がなかったらこれはありえたんでしょうか?

いやいや、アメリカの景気が良かったからさ、という人もいますが、その前の90年代はアメリカの景気はもっともっと良かったんです。

でも日本は10年間を失いました。これをどう説明するんでしょう?

道路公団の民営化
まあこれはあんまり手放しに褒められたもんじゃなりません。
道路公団が如何に自分たちを養う組織を作っているのかを明らかにした点では非常に良かったですが、民営化した結果、看板が変わっただけで何も変わっていない、というのは情けない話です。まあこれは功でも罪でもない50点ぐらいでしょう。


郵政の民営化
これはまあ65点ぐらいあげてもいいんじゃないかと思いますな。
要するに郵貯って日本国債を自動的に買ってくれる、いわば国にとって打ち出の小槌みたいなもんでした。これをいちおう民営化し、ただ日本の国債を買うんではなくて自分たちで運営先を考えなくては行けない仕組みを作れたのは大したもんです。

でも政府の関与が残る巨大な組織が温存され、その後の政治の介入を許すことになりました。これじゃ民営化した意味がありません。

そんな訳であげても65点ぐらいかな、って気がします。

最後に製造業への人材派遣
今回の経済金融危機を受けて派遣切りが社会問題化しました。多分これが現在の小泉バッシングの最大の原因でしょう。

確かに、2004年の労働市場改革で製造業への人材派遣が認められたことが今日の事態に直結しているのは事実です。

が、もしこれがなかったとして、製造業は国内に留まったのでしょうか?

多分これがなかったら

すべての製造業が根こそぎ中国に出て行った

でしょう。

そう思うと、良かったか悪かったのはかなり微妙です。

こんなこと言っちゃ何ですが、ブルーカラーの職に就かざるを得ない人も沢山います。

もし製造業への人材派遣がなかったら、

それらの人は

すべて失業したでしょう。






私が思うのは、小泉政権の罪よりも、むしろ小泉氏の継承者のふがいなさです。

今は時代の境目なんです。

時代遅れの無駄は徹底的に省き、新しい時代に即した仕組みを作って行かなきゃ行けません。

麻生さんも福田さんも阿部さんも口ばっかりです。

それどころか途中で仕事を投げ出しちまいます。

さて民主党はどうするつもりなんでしょう?

言うのはタダですが、実行するのは大変なもんです。

政治的には実にお先真っ暗な日本です。

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