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Brighture English Academy 代表。趣味はウクレレとかハイキングとかDIYとか旅行などなど。在米20年。シリコンバレーに住みつつ、日本とアメリカとフィリピンで会社経営しています。最近は英語教育がライフワークになりつつある。

2009年12月31日木曜日

今年ももうおしまい

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日本はもう年が明けましたが、アメリカはまだです。

今年もあっという間におしまいです。

今年は退職したり、会社を興したりと、忙しいけれど充実した1年でした。

月並みですが、人の縁に支えられていろいろと道が切り開くことができたので

たぶんこのブログの読者の多くであろう直接の知り合いの皆様

大変お世話になりました。

来年もよろしくお願いします。

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今年感じたことは色々あるんですが

子育てに関して言えば、子どもを信じて見守ることの大切さ、ですね。

なんか口を出せば出すほ子どもが伸びない気がします。

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また自分の成長に関して言えば

やはり実践し、体験することの大切さでしょうか?

なんだって口で言うのとやるのでは何でも大違いです。

新しい体験を得るということは

新しい視点を得るということであり

そうすることで今までの風景が違って見えてきます。

やっぱり変に丸め込んで納得しないで

勉強と体験を重ねることで

新しい風景を得ることが大切だな、と思いました。

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さて明日はお正月です。お年玉のお金を卸しにいってきましょう。

では来年もよろしくお願いします。

人の期待値を生きるのはつまらないよね...

アメリカの Yahoo Answers で、

なぜ日本人は無神論者なのにマナー良いし犯罪少ないの?」というのが話題になっています。

で激論なんですが、

アメリカ ⇒ 神が見てるから。
日本 ⇒ 身内の恥。

てなふうな結論になっていて、つまり日本では:

世間体>

ってことらしいです。日本人としては思わずうなずいてしまいます。

しかしですね、日本は世間体とか身内の恥とか横並びとかいう感じがあまりにも強くてですね、どうにかしてその「世間様」みたいのから外れてしまうと本当に息苦しくて、中には本当に自殺してしまう人も少なくありません。

冷静に考えてみると、日本人の多くは自分の人生を生きておらず、他人の期待値を生きているんだと思います。

かくいう自分も

両親に認めてもらえる世間体の良い自分

みたいな縛りがヒドくて、何を達成しても達成してもまだ足りないような気がしてしまい、どうにも自分の人生を生きていないような感じがあります。

また自分の子どもの勉強が出来なかったりすると、きちんと子どもを教育が出来ない自分が自分の親の期待値を満たしていないような気がして、必要以上に子どもを叱りつけたりとまったく本末転倒です。

人の期待値を推測してそれを満たそうとする、という行動様式は、犯罪を減らす上では効果があるかも知れません。しかし、自分の人生を自分の意志で生きるには、弊害が極めて大きいような気がします。

そんな訳で「人の期待値を生きない」という人生を選べたら、それは極めて幸せな事じゃないでしょうか?

2009年12月30日水曜日

死ぬまでにやってみたいこと

私はいま40代の半ばですが、向こう10年ぐらいでなにをやってみたいんだろうと考えることがあります。

20代の時もそう思ったし、30代の時もそう思いました。

今日は、その時々に実行してきた「やりたいこと抽出術」を書いてみたいと思います。なおこれ、別に僕の発明でもなんでもなく、まだ20代の前半だった頃に千葉敦子さんというジャーナリストの書籍で出会った方法です。実に効果的なので、ぜひやって見てください。

まずは紙を3枚用意します。そして1枚目の紙に

もし寿命があと10年しかなかったらなにをしたいか?

を書き出します。


「おいしいそばを食いたい」とか

「フランスに行ってみたい」とか

「不義理をした人に謝りたい」とか

まあ色々とあるわけです。

出来る出来ないは置いといて、思いつく限り書き出してみてください。

10年って結構まとまった時間ですから

「会社を経営してみたい」とか

「語学を習得したい」とか

たくさんの時間が必要なものも結構書き出せます。

そしてそれらの項目に優先順位を振ってください。

で、ですね。

リストが出来たら今度は

もし5年しか生きられないなら何をしたい?


と考えて、そのリストを編集し、別の紙に書き出します。

すると新たに加わるものもあるし、そのリストから落ちるものもあります。優先順位も大幅に変わります。

そして最後にですね、

もし1年しか生きられなかったら?


と考えてそのリストを最後の紙に書き出します。1年でやれることなんてたかが知れていますから、やっぱりリストが変わるんです。

そしてこの3つのリストのすべてに顔を出した項目を片っ端からやっていくと、けっこう色々と達成できます。

また短期、中期、長期的なプランが出来上がるので便利です。

20代の頃にこのリスト作りやった時には

- 合気道の道場を自分で立ち上げて経営してみたい

- 外資系の会社で働いてみたい

- 結婚したい

- 家庭を築きたい

- でかいバイクを乗り回したい

などなどと色々とリストに上がりました。

そして気が付いたらほとんどやれていました。

30代にやった時には

- 管理職になってみたい

- 海外で働いてみたい

- ヨットを憶えたい

- 世話になった人々が元気なうちに挨拶に行きたい

などなどと色々とありましたが

これらもみんな片付いてしまいました。

さて次の10年。

次のリストはまだ出来ていないので、この正月休みにまたやってみたいと思います。

2009年12月29日火曜日

日本企業と一緒に沈没するな!

昨日は久しぶりに友人一家のうちにお招き頂き、楽しいひとときを過ごしました。

私と同世代の子供がいる方で、家族構成も似ている上、さらに私と同じように日本企業ではなく現地企業に勤めている方なので、色々と話が弾みました。

子供らの将来の話から

日本企業はどうしてこんなにダメなんだろう?という話になり

やっぱ日本は人材の流動性が少な過ぎるからかな?という話に落ち着きました。

日本ってかなり終身雇用が崩れたとはいえ、

まだまだ大半の会社はコテコテの年功序列に終身雇用です。

なので歳ばっかり食って仕事ができない社員だって

年功序列でそれなりの給料です。

でもこれって、冷静に考えると

社内に不良債権を抱えているようなもんです。

この不良債権の給料を維持する為に

若者は薄給にならざるを得ません。

さらにその下で非正規雇用の派遣社員が搾取されており

この人たちの低賃金が、中高年の所得を支えています。

まあ有り体に言えば中高年による若者からの搾取ですな。

薄給の正社員たちも

ヒドい会社だとは思っても

うっかり会社を辞めたりすると

非正規雇用の悲惨な生活が待っていると思うと

イヤでも会社にしがみつかざるを得ません。

その間に硬直した日本企業は、

アップル、グーグル、サムソンといった後発企業に完敗し続けています

この状況を打破するには

終身雇用、年功序列、非正規雇用などを法律で禁止するなどして、この雇用の硬直化と搾取の構造を終わらせる必要があると思うんですが

多分日本は壊滅的な状況になるまで何もできないでしょう。

つまり負けると分かってるのに若者の命を犠牲にし続けた神風特攻隊みたいなもんです。

でも今の若い皆さん、

日本と一緒に沈没する必要はこれっぽちもありません。

一生はたったの一回です。

会社にしがみついたってその会社が倒産したら全てはパーなんです。

そうなる前に

会社を離れる為の手段を考え

力を付け

日本企業から離れることを強くお勧めします。

専門知識、経験、英語、そして何よりも

自分の頭で考える習慣を身につけるだけで、

選択肢はかなり増えてきます。

是非色々とトライしてみてください。

2009年12月27日日曜日

進路ってどう選べばいいのか?

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みなさんは一体現在の進路をどうやって選んだんでしょう?

私はアメリカの大学に進学した時に、何となく消去法でコンピュータサイエンスと数学を専攻しました。

当時は英語力が低かったですから、

英文学とか経済学とか論文を沢山書かされそうな教科はすべて外しました。

で、更に理系でも化学は嫌いだったのでそっち系も外し、そして物理の嫌いだったので機械工学のたぐいも外しました。

で、残ったのがコンピュータでした。

コンピュータなんてろくすっぽ触ったこともなかったんですが

すっかり虜になってしまい

「まつひろは電算室に住んでいる」と言われるほど

四六時中コンピュータ漬けでした。

そしてその後は日本の某メーカーに就職し、コンピュータの開発に携わり

その後には某外資系のコンピュータのメーカーに転職し

気が付いたらシリコンバレーに住んでいました。

たまたまの偶然で専攻したコンピュータ

たまたまの留学で憶えた英語

その二つが時代にマッチしたお陰で

時代の最先端を行く土地で

時代の最先端を行く職業に就くことがました。

これらすべては

私の努力とか先見の明などによるものではなく

単なる偶然の仕業

です。

私は高校生の頃は美術系に行きたかったんです。

親の反対に遭い、あえなく諦めましたが

一体そっちに進んでいたら何になっていたんだろうと思う日もあります。

しかし

「絵描きで飯は食えない」

「文系は一番最初に軍隊にとられる」

「理系は食いぱぐれがない」

という戦中時代の父親の言葉にはとうてい太刀打ちできませんでした。

だんだん自分の息子が進路を考える年齢になってきましたが

どんなふうに息子にアドバイスしたらいいのやら

まったく見当がつきません。

2009年12月26日土曜日

District 9

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昨日、日本では未公開の「District 9」(ディストリクト9)という映画を観ました。

いや〜。面白かった。

封切りになったのは夏だったんですが観損なったのでDVD 発売を待っていました。

ある日巨大UFOが南アフリカの上空にやって来て、その中にいた100万を超える宇宙人たちが難民と化し、やがて共同居住区「第9地区(District 9)」はスラム化、ついに私設軍事機関MNUは彼らを強制収容所に移住させることになる…というような感じのストーリーです。

この映画、ドキュメンタリータッチになっており、なんだか実際にこんな事件が起きてるんじゃないかと思わせるような進行です。あっという間に画面に引き込まれてしまいました。

で、登場する宇宙人なんですが、なんというかバッタっぽいんです。実際に昆虫をモチーフにデザインしたそうです。もの凄いリアルでグロテスクで、それでいてコメディタッチも効いており、本当によく出来た映画でした。

監督のNeill Blomkamp氏は実際に南アフリカのジョハネスバーグで生まれ育っており、この難民化した宇宙人の住むスラムは、実際にジョハネスバーグ存在する難民キャンプで撮影されたそうです。さらに気味の悪いことに、この難民キャンプにいた住人はこの映画の宇宙人同様、別の場所に強制移住させられているのです。

差別について、偏見について考えさせられちゃったりしてなかなかよく出来ていました。




日本で公開されるかどうか分かりませんが、非常におススメです。是非どうぞ。

2009年12月25日金曜日

褒めると子どもは育たない?

昔から「褒めて育てよ」なんていいますし、

この20年ぐらいの風潮では、やっぱ子供は「褒めて育てよ」です。

ところが私が子どもの頃は、まだ「褒めて育てる」っていうのは全然一般的じゃありませんでした。

私自身、アメリカに移り住んだばかりの頃は、すぐに周りの大人が「Good job!」なんて褒めてくれるんで、褒められるっていいなあ、と思って将来自分に子供が出来たら、「褒めて育てよう!」って思ったものです。

しかし「褒めて育てる」が一般的になるにつれ、なぜか世の中おかしな犯罪で一杯です。

私自身も最初は分の子供を褒めて育てていたのですが、なんだかかえって子供がちゃんと育たない感じがあったので、途中から意識的に褒めるのを制限しました。そしてどういうわけだかそのほうが上手くいくような感じなんです。

で、ですね。

驚いたことにもう「褒めすぎの弊害」についてはすでにかなり研究がなされているのでした。

中でもスタンフォード大学の Dweck 博士は教育学の第1人者ですが、この人の

Praising Intelligence: Costs to Children's Self-Esteem and Motivation

という研究、実に興味深いです。

この人の研究はまあ有り体に言えば「過程を褒めよ。結果や才能を褒めるな」ということです。

例えば、子供がテストでいい点が取れたとしましょう。

するとついつい「いい点が取れたねえ!おりこうさんねぇ!」なんて言いたくなってしまいます。

でも同じ褒めるなら「よく頑張ったねえ!」と褒めるべきなんだそうです。

結果を褒めるというのは、裏返して言えば、

結果が伴わなければ価値がないってことです。

結果が伴うAちゃんは愛しているけど、結果が伴わないAちゃんは愛してないよ、とも受け取れるので、要するに

条件付きの愛情表現だというわけです。

また子供の側も

褒められること自体が目的化

してしまい、学ぶことや、成し遂げることが目的じゃなくなってしまうんだそうです。

そこから「褒められる為にカンニングをしててでもいい点を取ろう」とか「悪い点取ったら親から隠そう、ごまかそう」などという考え方に繋がっていくそうです。

そりゃ褒められるのが目的ならそれが合理的な行動ってもんです。

更にですね、両親からベタ褒めされて育っても、世の中に出たら別にだれも褒めてくれやしません。

そしたらいったいどうするんでしょう?

それにね、冷静に考えてみれば

「褒めてもらおう」

ってなんだか卑しい感じもしますよね。

褒めてもらうために老人に親切にするとか、いい成績を取るとか、仕事を頑張るとかね

なんかキモいですよ。

さて、

私はこれから奥さんの手伝いをして褒めてもらおっと。




2009年12月24日木曜日

英語はどうすると聞けるようになるか?

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さて昨日は「英語はどうすると上達するか?」と題して主に読み書きの話をしたので

今日は聞く/話すの話をしたいと思います。

赤ちゃんは喋れるようになる前に、まず聞けるようになり、大人の言っていることに「イヤイヤ」とか「うんうん」とか簡単な返事をするようになります。

つまり話せるようになる前にまずは聞けるようになり、そして聞き溜めてるわけです。

外国語も同じです。

脳内に新しい言語野が形成されるのにおよそ3000時間ほどかかると言われています。

確かに生まれた赤ちゃんがある程度の会話を営めるようになるまでにだいたい2年かかります。大人がフルタイムで働いて年間2000時間ですから、3000時間程度で言語野が形成される、というのはなんとなく納得がいきます。

そう考えて逆算するとですね、週1回ぐらい英語教室に行ってもそんなに上手くなるわけないんです。英語に触れている時間があまりにも少な過ぎます。

だからどうにかして四六時中英語に触れている環境を作り、早めにこの3000時間に到達する必要があります。どうにかして1日5時間ぐらい英語を聞けば、600日ほどで脳内に新しい能力が芽生えるわけです。

私がお勧めするのはラジオです。今は特にpodcast などがありますから、英語のラジオ番組でiPod を満タンにして、とにかく聞きまくってみることをお勧めします。変な話分かんなくたっていいんです。

最初は「ペラペラペラペラ〜」、と聞こえていたのが、だんだん1語1句聞き取れるようになってきます。平行して読むのもやっていると、そう遠からずして意味が分かるようになってきます。

私がお勧めするラジオ今日は NPR こと National Public Radio です。質の高いラジオ番組で、政治、経済、スポーツ、映画評論など、様々なジャンルの話題を英語で聞くことができます。Podcast もありますから日本で聞くのも問題なしです。

昨日も書きましたが

日常会話ほど難しいものはありません。

日常会話というのは会話の内容がまったく定まっていません。

その時々の時事問題から流行のスポーツやファッション、個人的な悩み相談から恋愛までと、カバーする範囲は無限と行ってもいいほど広いのです。しかも「会話の流れ」で話題がドンドン変わっていきます。つまり色々なジャンルでのそのときに旬な話題が頭に入っていないと、日常会話さえおぼつかないのです。

現に母国語ですら、旬の話題がない子供やお年寄りとの日常会話というのは単調なつまらないものになってしまいます。

だからこそ、様々なジャンルの出来事をバンバン耳にする必要があります。

じゃあ映画は?と聞く人もいると思いますが

英語字幕を出して映画などを見るのはかなりいい訓練になります。

北米仕様のDVD プレーヤーなどを買って、北米向けのDVD などを英語字幕をON にして観ることのはかなり有効な英語の勉強方法ですので強くお勧めします。ただお金がかかりますから、私はラジオの聞き流しをお勧めします。

ちなみに私はコンピュータなんてないころに英語を覚えましたからFEN の放送を聞いて憶えました。非常に役に立ちました。

是非英語漬けになってみてください。







2009年12月22日火曜日

外資系は悪くない

みなさん外資系って聞くとどんなイメージでしょう?

実力主義でちょっと仕事ができないと切られてしまう、とか

年棒はいいけど退職金もないその日暮らし、とか

英語ができないと箸にも棒にも引っかからない、とか

そんなイメージじゃないかと思います。

私もそう思っていました。

しかしひょんなことから26才の時に日本企業を辞め、外資系に移ってみると

驚くほど過ごしやすい環境が待っていました。

まず、実力主義云々ですが...

まあ実力主義と言えば実力主義ですが、そんなスゴくはありません。「なんでこんな人がこんなに給料貰っているの?」と言う人がけっこういました。クビなんて滅多にありません。ただ、会社丸ごと「日本から撤退」というようなことは起こりえますし、「採算の悪い部署を整理する」ということも起きます。ただそのような場合でも人事部が案外マメに再就職の世話をしてくれます。

つぎに年棒&退職金ですが...

退職金ですが大抵の外資系で、勤続年数に応じてそこそこの額が貰えます。私は7、8年勤めたのち退職しましたが、高級車が買えるぐらいのお金は貰えました。年棒は同世代の同じような職業に就いている人達の1.5〜1.8倍程度は貰えます。はっきり言って暮らしはかなり楽です。

次に英語ですが...

話すよりも読み書きが大事です。TOIEC で750点ぐらい取れればなんとかなります。そういう意味ではあまりたいした事ありません。中1で英語がわかんなくなっちゃったとかそういう人でなければ、十分狙える範囲です。社内TOIEC では一番低い人、わずか350点でした。

最後に転職事情ですが

実は外資系間の転職はかなり頻繁にあります。私はコンピュータ関係でしたが、

デルからマイクロソフトに行ってそこからアップルに移り、そのあと再びマイクロソフトとか、そんな人ゾロゾロいます。

日本企業に3〜5年ほど勤めた後に外資系に転職するのはかなり強くお勧めします。今は日本の企業で薄給で滅私奉公しても、自分が65歳まで会社が持つかどうかは定かではありません。そしたら退職金もクソもありません。

それより手に職を付けて、自分の技量を買ってくれるところに働きにいった方が、ずっと安全だと思います。

みなさん、外資系への転職、

いかがですか?



2009年12月21日月曜日

でたらめ小沢君

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民主党がマニフェストに掲げた目玉政策「ガソリンの暫定税率廃止」が一転して「維持」に向かっています。

小沢さんが強弁に要求したそうです。

小沢さんのこの要求に対して、鳩山さんは例によって

「公約も大事だし、党の要望も大事」

なんて訳の分からん返事をしています。

民主党は公約違反の批判をかわすために、「暫定」を廃止しつつ名目を変えて税率を維持する方法の検討を始めたらしいですが

それはタダの看板の架け替えでしょう。

要するに詐欺ですね。

まあ鳩山さん

「マニュフェストを実現できなければ引退する」

なんて選挙中に言っちゃったもんだから格好がつきません。


鳩山さんの優柔不断ぶりもガッカリですが

それ以上にイヤなのは小沢さん

有権者の多くは、首相が飾り物で裏から有力者が党を操る自民党政治が大嫌いでした。

古くは鈴木善幸さんとか宇野宗佑とか海部俊樹とか、どう考えても器でもない人が次から次へと総理大臣になっていきました。

しかし実権を握るのは古くは田中角栄、また金丸信などのいわゆるキングメーカーの方々。最近では麻生太郎の後ろにいた森喜朗なんかがいい例です。

このような権力の二重構造に国民は本当に辟易としていました。

しかし小沢さん、これを公然とやってくれちゃいます。

ただが幹事長のくせに議員団を引き連れ中国詣をし、外国人参政権を強く押し、今度はマニュフェストを変更と

首相を隠れ蓑にやりたい放題です。

早晩民主党は没落し、日本は本当ににっちもさっちもいかなくなりますが

まあこれも有権者の皆さんの投票の結果ですから

致し方ありません。

次の選挙まで我慢しましょう。

2009年12月20日日曜日

アメリカの保育園事情

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昨日は日本の保育園難民の話を書きましたが、

今日はアメリカの保育園の話を書きましょう。

アメリカでは自宅で個人経営している Family Daycare という

子どもを6人から15人程度までを終日預かってくれる託児所のような施設が沢山あります。

質も値段もまちまちで

日長1日テレビを見せっぱなしの所もあれば

外でよく遊ばせてくれるところ

あるいは簡単な読み書きを教えてくれるところまでさまざまです。

従って値段も月600ドル程度のところから1600ドル程度のところまで色々です。

この他にChild Development center と呼ばれる、日本でいう保育園のようなところもあります。

しかしどこも総じてけっこういい値段です。

従って日本のように「保育園難民」は起きないものの、

保育園が高額過ぎてアップアップしてしまう、という話はよく聞きます。

それでも個人経営が多いのが幸いしてか

割合自宅の近くや勤務先の近くで見つける事が出来るため

仕事と育児の両立がとてもしやすいです。

日本もこのようなモデルを真似すれば

かなり簡単に保育園不足を解消できると思うんですが...

日本でも実はこうした制度があるのかも知れませんので

上手くやればけっこう顧客が見込める商売かも知れません。

2009年12月18日金曜日

託児所難民

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日本ではいま「保育園難民」と呼ばれている現象が起きているそうです。

せっかく子供を作っても、子供を預ける保育園が足りないんです。

なのでお母さん達は職場に復帰することもままなりません。

これで少子化対策をしているつもりなんでしょうか?

まったく日本のお上は恐るべき無能です。

まあ仮に入れられる保育園があったとしましょう。

でも職場、住居、保育園の3点が極めて短い線で結ばれない限り

仕事と育児を両立することはほぼ不可能です。

考えても見てください。

仮に家から保育園まで30分かかったとしましょう。

そしてそこから1時間かかって職場に着くとします。

逆算すると9時に職場に着こうと思ったら

8時には保育園に子供を落としていないといけません。

朝は7時半までに朝ご飯を子供に食べせて、家を出ないと、8時に保育園に着けません。

ということは、どんなに遅くても5時半〜6時には起きてご飯を作り、子供に食べさせないと、7時半に家を出るなんて不可能です。


ここから9時から8時間働いて5時。

大抵の保育園は遅くても6時程度までしか子供を預かってくれません。

すると5時ぴったりに職場を出ても保育園に着くのはギリギリ6時です。

そこから家に着いたら6時半です。

で、ご飯を作り、子供に食べさせて、子供を風呂にいれ、寝かしつけたらあっという間に9時か10時でしょう。

でそのころにやっと帰ってくるご主人。

またご主人に飯を食わせて、一服したらあっというまに夜中です。

次の日はまた5時半起床が待っています。

こんな毎日で子供を作りたい人がいたら

その人はマゾですな。

政府はもっと「職場」、「住居」、「保育園」が近くなるような政策を実行し

また保育園にきちんとした補助金を出すなどしないと

少子化は絶対に食い止められません。

もしこれから子供が欲しい方がいましたら、

自分の「職場」、「住居」、「保育園」の距離を調べ

子供を持つことが果たして現実的なのか考える必要があります。

そして都心に住んでいるとほぼ不可能なのは自明なので

地方か海外に引っ越すのがいいのかも知れません。

日本という国は残念ながら個人のために何もしてくれません。

ですから「日本を捨てる」とうのも視野に入れてみるのも

非常に現実的だと思います。

Sexting

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ケータイなどのメールやチャット機能でやりとりをすることを英語でTexting っていいます。

しかし最近は新たに、Sexting という言葉が生まれました。

どういうことかというとですね、

カップル同士が裸の画像や

自分のプライベートな部分を写真やビデオに撮ってお互いに送り合ったりして

まあ一種のサイバーセックスというか

そういうのに励むんだそうです。

またさらに自分たちのセックスを記念撮影したりとかね。

しかもティーンの20%、20代の33%がsexting をしているという調査もあり

かなり一般化しつつあるようです。

しかしですね

アメリカは日本と違って

かなり厳格な児童ポルノの規制法があるので

もしもティーンのそういう写真を持っていると

たとえ持っている子自身がティーンでも

罪になります。

捕まったが最後、性犯罪者として25年以上もトラックされてしまい

レイプ犯などと同じ扱いをされてしまいます。

もちろん就職なんてパーですし

刑務所に送られてしまいます。

さらにですね

カップルがうまくいっている間はいいですが

破局を迎えると

ヤケなった方がネットに画像をバラまいてしまったりするわけです。

なので徐々にですが社会問題化しつつあります。

まあ児童ポルノ法自体が時代遅れということで法律の見直しをしている州もありますが

どこまでが個人間での親密なやりとりで

どこからが児童ポルノになるのか

なかなか線引きが難しいところです。

まあしかしですね


10代のガキが自分たちのセックスを撮影するな!

と思うのはオレだけではありますまい。



2009年12月17日木曜日

親が子供の裸を売る時代

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まったく世も末... なんて言いたくないんですけど、そういう感じがしますな。

児童ポルノ:娘の裸を撮影・販売 母ら12人逮捕

過去最多のペースで増え続ける児童ポルノ事件で、実母ら保護者が子の裸の画像などを撮影・販売して摘発されるケースが目立ち始めた。インターネットの下着販売サイトを介して知り合った男らに依頼されて、撮影をOKすることが多く、今年、母親らが少なくとも12人逮捕された。画像がいったんネット上に流出すれば、回収するのは事実上不可能で、警察庁は関係省庁と連携し、被害防止対策を進める。【千代崎聖史、鈴木一也】



だ、そうです。

この母親達、高校生の頃に援助交際やってた口じゃないですか?

自分の裸を売るのも抵抗なかったし、娘の裸を売るのも抵抗なし、ってわけですね。

どうしてこういうことが起きるのかというと

やっぱ教育なんでしょうね。

あと低俗なテレビ番組。

この親達が子供たちだった頃って、まだインターネットはないけど

テレビでは笑いを取るために先輩の芸人が新人の芸人を小突き回すような

最低な芸風の番組が大流行りでした。

この金になればなんでもOKっていう風潮を作った当時の大人達には

大きな責任がありますね。

「自分の気持ちが一番大事」っていうゆとり教育と

金になればなんでもOKという価値観を垂れ流したテレビ番組の組み合わせは

最悪の組み合わせだったと思います。

罰せられるべきは

ゆとり教育の首謀者と

これらのテレビ番組を作った当時の大人達でしょう。

2009年12月16日水曜日

風邪

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重傷の風邪をひいてしまいました。

喉が痛み、頭も割れるようにイタいです。

今日は丸1日寝ていました。

みなさんも気をつけてください。

2009年12月15日火曜日

睡眠障害を克服しよう!

睡眠障害がうつ病と強い関係があるのをご存知でしょうか?

平成18年に制定された自殺対策基本法でも不眠はうつ病のリスクファクターであると認識され、不眠を改善することを重要視しています。

実は不眠症を代表とする睡眠障害、エジソンが1887年に電球を発明して以来、ひたすら増え続けています。

戦後テレビが発明されると睡眠障害は更に増え、

インターネットが発明されると

さらに激増しました。

日照性うつというのをご存知でしょうか?

北欧のように白夜のある国では、太陽が出ない時期が半年も続くため、その間うつ病になってしまう人が非常に多いのです。

また南極の基地などには、このような日照性のうつを防ぐため、高照度照明器具を基地に備え付けており、太陽が出ない季節はこういった装置で光を浴びています。

現代人は南極に住んでいないのに、電灯の明かり、テレビ、インターネットなどによって家から出ることが減ってしまい、気が付いたら多くの人が睡眠障害です。

太陽の光と睡眠には深い関わりがあることが判っています。

睡眠ホルモンであるメラトニンは、太陽の光を浴びて約14~15時間後に分泌が開始されます。

なので朝何時に太陽の光を浴びたかで、眠くなる時間が大体決まってしまいます。

さらに

心のバランスに重要な働きを及ぼしている脳内物質のセロトニンは、

太陽の光を直接浴びることによって分泌量が増えるのです。

セロトニンは、人の感情を安定させる働きがあり、セロトニンの不足がうつ病を引き起こすと考えられています。

つまり

陽に当たらない→セラトニンが分泌されない→睡眠のサイクルが乱れる→うつ病

みたいな感じですね。

こんなのならないに越したことありません。

テレビ、コンピュータの電源を落として

外で過ごす時間を増やしましょう!





2009年12月14日月曜日

人を不幸にする意外なもの

タバコを吸う人は吸わない人に比べて自殺するリスクが高いってご存知でしたか?

私は知りませんでした。

厚生労働省の研究班が興味深い研究をしており、喫煙の習慣と自殺のリスクについて調べています。

それによるとですね、喫煙をする人は、しない人に比べ自殺リスクが30%も高いそうです。

詳しくは厚生労働省のページに載っているので割愛しますが、簡単に言うと1日に吸う本数が多ければ多いほどリスクが高まるそうで、何年吸っていたか関係ないそうです。




ほら、40本以上吸っている人なんて凄いもんです。

因果関係はハッキリしませんが、タバコをするとうつ病になりやすくなり、タバコ→うつ→自殺、という因果関係にあるようです。

喫煙でうつ病のリスクが高まるかどうかは、日本ではあまり研究がないようですが、外国では研究があり、タバコを吸う人は吸わない人に比べうつ病になる確率が41%も高いそうです。

まあつまり、何事も「過ぎたるはなお及ばざるがごとし」で、タバコなんか沢山吸ってもいいことないってことですね。

日本は自殺が多い国ですが、また喫煙者の多い国でもあります。

幸せになるヒントは案外こういう小さなことの積み重ねなのかもしれません。

2009年12月13日日曜日

シリコンバレーに住むのに必要な所得

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さて前回は日本は住みにくい、みたいな話を書いたんですが、じゃあもしみなさんが私が住んでいるシリコンバレーに移住したらどうよ?ってな話を書こうかと思います。

シリコンバレーに住む最大のネックはですね...

その生活費の高さです。

ちなみに三人家族がシリコンバレーに住むにはこのくらいの所得が必要です。



数字で見るシリコンバレー:三人家族に必要な最低所得」より


私が住んでくるところはサンタクララというところですが、3人家族が暮らしていくのに必要な最低額は58,512ドル、まあおよそ600万円程度となっています。これ、

全米の平均の3倍です。

で、私は4人家族なんでこれよりも掛かるわけですが、つい先日たまたま月々の支出を計算して唖然としました。

たしかにこの表の数字は妥当です。

アメリカは税金が高いですから、600万円の手取りを稼ごうと思ったら1000万ぐらいは稼がないと600万も手元に残りません。

当然みんな共働きです。


ですので、もしアメリカに移住したいなあ...と考えている方がおられましたら

少なくとも自分を年収1千万円で売れないとかなり厳しいと考えてください。


私これまでソコソコ稼いでいると思っていたんですが、

その生活の実態は

貧困スレスレ

です。

それでも日本に帰る気が起きないんだよなあ...

2009年12月9日水曜日

住みにくい日本

日本はどうも日に日に住みにくくなっていくようです。

かくいう私も日本でのサラリーマン生活、本当にダメで、全然ハッピーではありませんでした。

なんでかな?って考えてみると、

日本って息苦しいんですよね。

特にサラリーマン生活は本当に息苦しいです。

なぜ息苦しいんでしょう?

それは多分、ずっと我慢を強いられるからでしょう。

例えば会社。

会社を辞めても転職市場なんて無いに等しく、大抵の人は転職する度に給料を下げていきます。

いまだったら退職したが最後、非正規雇用しかないかもしれません。

あるいは選択肢が極めて限られた投資先。

過去20年間地を這っている株価、下がり続ける地価、相変わらずの超低金利。

どっちも向いてもこんな感じで

つまり人生のオプションが極めて限られています。

これじゃあ息苦しいはずです。



でもヒトのせいにしていても何も変わりません。

勇気を出して自分なりに選択の幅を作っていくのがいいような気がします。

私自身、日本の企業から外資系の企業に移ったのが大きな節目となり

その後副業を得て少しづつ気持ちに余裕が出てきました。

そして7年前にアメリカに移り住み、人生のオプションをまたちょっと増やせたように思います。

もしこのブログの読者の皆様が不幸感に満ち満ちた生活を送っておられましたら、

ちょっとづつ自分の幅を増やしたらいいんじゃないかと思います。

私、気が付いたらけっこうハッピーです。

2009年12月6日日曜日

少子化は留まるところを知らず...

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日本の少子化、もはや留まるところを知らず、突き進んでいくようです。

4割が「子ども必要ない」20~30歳代は6割-内閣府調査


いやはや。

もはや子どもが欲しくない人の方が多いとは...

でも20年間も若者と女性にしわ寄せがいく時代が続いたんだから当然の結果です。

知っていますか?

日本の、教育に対する公財政支出は、先進諸国中、最低です。

図表でみる教育OECDインディケータ(2008年版)

これを裏返して言えば、教育の家庭への負担が極めて重いってことです。

でも年金と老人医療費は膨らむ一方。

若者と女性に厳しく

老人に優しい日本。


もちろん今の老人が頑張ったので今の日本があるので老人にお金をかけることに一方的に反対なわけではありませんが

これでは子どもが欲しくないのも無理ありません。

もっと女性が働きやすく、若い人にチャンスがある社会を構築しないと

そう遠くない将来、

日本は先進国ではなくなるでしょう。






2009年12月1日火曜日

もしあなたがこれを観ても...

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思わず微笑まないとしたら:




多分あんたは間違いなく悪人です。