2011年3月23日水曜日

水から放射性ヨウ素を取り除く方法



さて東京都が23日、放射性ヨウ素が検出されたことを理由に、23区と多摩地区の5市を対象に、乳児に水道水を与えるのを控えるよう呼びかけたことで、少なからずパニックの様相を呈してきております。

今回、都の浄水場で検出された放射性ヨウ素は1キロあたり210ベクレル。厚生労働省が定める乳児の基準は1リットルあたり100ベクレルです。基準値の2倍以上ってことなので誰だって大慌てなわけです。

この1日100ベクレルっていう基準てどんなふうに定められたのかな、と思っていたら英語の記事で説明しているweb サイトがありました。非常に参考になります。

これまでに人間に影響があると確認された最小の値が100ミリシーベルトなんだそうです。もしも1リットルあたり100ベクレルの放射線を含む水を1年間飲んだとすると、およそ1年で100ミリシーベルト程度の被爆に相当するようです。従って1リットルあたり210ベクレルの水を飲んで行くならおよそ半年後に100ミリシーベルト相当の被爆に達するという訳です。そういうわけで1ヶ月やそこいらこの水を飲んだからといって慌てる必要はないようです。

どうしても心配ならヨウ素131の半減期は8日なわけですから、水を汲み置きして8日後に使用すれば1リットルあたりの被爆が105ベクレルに減ります。

またカーボン(炭素)のフィルターはヨウ素を50%から100%と非常に良く吸着するそうなので、カーボンの浄水器を通すのも効果があるそうです。原子炉などで使うフィルターもカーボン(炭素)のものやHEPAフィルターが用いられるそうです。

なお元ネタはこちらです。
How Risky Is Infant Formula Made With Tokyo Tap Water?


福島の原発から漏れているのはヨウ素131以外にセシウム137があります。放射性ヨウ素はわずか8日で半減期を迎えますが、セシウムの半減期は30年ですので、こちらもかなり心配です。

ただ今のところは検査された水からはヨウ素131しか検出されていないようなので、取りあえず汲み置き&カーボン・フィルターでかなり減らせるんじゃないかと思います。

そうそう、水を8日も置いたら絶対に煮沸して飲んだ方がいいと思います。そのまま飲んだらお腹壊すのは必至でしょう。

なお DynaGlobal というアメリカの会社が放射性物質を除去できるフィルターシステムを販売しており、今回の震災援助のため、多くのフィルターシステムを日本に寄付しているようです。偉い!

DynGlobal Prepares to Deploy Its Solar Powered Water Purification to Japan

この会社の製品、US のAmazonで買えるみたいですね。

またFiltersFastという会社が作っている浄水器も放射性物質を取り除いてくれるようです。

Katadyn Mini Ultralight Series Microfilter
これと同じような浄水器を持っていますが、一人分の水を漉すのに相当な回数シュコシュコと動かさなきゃなりません。個人用、あるいは緊急事用と割り切った方がいいでしょう。



Katadyn Gravidyn Drip Water Filter System
このモデルはハイチの震災時など世界中の災害時に多用されている非常に実績のあるモデルのようです。



では日本に住む弟にでもこれを送って水道水をゴクゴク飲んでもらいましょうか。


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