2011年3月29日火曜日

命のトライアングル

twitter で流れてきたんですが、「命のトライアングル」と呼ばれる避難方法があるんだそうです。

日本に限らず地震と言えば机の下に隠れる避難方法が一般的ですが、アメリカ国際レスキュー隊の隊長を長年やってきたDoug Copp という人が提唱している方法です。

ただこの方法、いろいろと物議を醸し出しており、先進国のように耐震基準がしっかりしており家屋の倒壊の危険性が少ないところでは、家屋の倒壊ではなく落下物による死亡が多いので、従来通りの机の下に隠れる方法が一番安全で適切な方法だという声もかなりあるようです。

その一方で長らくレスキューに従事した人の意見ですから当然傾聴に値するように思います。自分で読んでみて判断してみてください。

原文はこちらです。

またこの翻訳は私がしたものではなく、こちらのWeb さいとから持ってきたものです。

Voila la vie en rose!


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私は、アメリカ国際レスキュー隊の隊長で災害担当責任者のダグ・コップです。
アメリカ・国際レスキュー隊は、世界で最も多くの経験を積んだ救助隊です。

私は60カ国で組織されている国際レスキュー隊のメンバーと共に、1985年以降
ほとんどの主だった災害の救助活動にあたり、875もの崩壊したビルに入りました。

私が初めて救助活動にあたったのは、1985年のメキシコ大地震のとき、
メキシコシティーの小学校でした。子供たちは皆、机の下敷きになっていました。この子供たちが、もし、机と机の間の通路にいたなら、助かっていただろうにと思うと、私は本当に、いたたまれませんでした。

ビルが崩壊して、天井が落っこちてきたときは、テーブルや家具などを押しつぶし、その隣には空間ができますがその下に空間ができることはありません。

絶対にテーブルや机の下に入らないでください。

家具が大きかったり、強度があればその横に空間ができるのです。

この空間こそが「命の三角形」です。

そして、この空間に入り込めば、助かる可能性が高くなります。

実際、崩壊したビルにはこの「命の三角形」がたくさんあります。地震のときは、以下の注意を守ってください。

○ほとんどの人は、地震のとき、四つんばいになったりして
机やテーブルの下にもぐりこむが、これでは、崩落したときには、助からない。

地震の際、すぐに外に出ることができなかったら近くにある大きくて強固な家具
(机、テーブル、ソファ、ベッドなど)の横で、胎児のように丸く、なるべく小さくなってうずくまること。
この体勢をとると、命の三角形の中で助かりやすい。

○夜、ベッドで寝ているときに地震が起こったらベッドから下りて、ベッドの横で、胎児の体勢をとること。ベッドの横は、命の三角形ができやすい場所である。

全てのホテルのドアに、このことを明記したなら地震の際のホテルでの生存者が飛躍的に増えるだろう。

○地震のときは、ドアから離れること。ドアのそばにいる人は、助からない場合が多い。

○なるべく、建物の中心から遠ざかること。外壁に近いほど、助かりやすい。

○車に乗っているときは、崩落した道路や落下物の下敷きになることがあるので車からは直ちに降りて命の三角形ができる車の横で座るか横になること。

○木造家屋が実は、いちばん安全。木は地震で動いたり、しなったりするので崩壊しても大きな空間を作りやすいし、重さが分散される。

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木造家屋云々の下りは神戸の震災や今回の東日本大震災の例を見ると眉唾な気がします。どう考えても鉄筋の方が安全だと思いますが、おそらく後進国ではその限りではないんでしょう。

こうした方法を知っておくのも大変有効だと思いますし、自分の家や職場で地震があった場合にどこに隠れればいいのかちょっと考えさせてくれます。私は建物の強度が信頼できる先進国に住んでいますので多分今後も机の下に隠れ続けると思いますが、ちょっと考えておいてもいいかも知れません。

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