2012年5月18日金曜日

じゃんけん、じゃんけん、またじゃんけん

最近勝間勝代さんの『「有名人になる」ということ』という本を読みました。

この本、意外なくらい面白かったです。勝間さんの本は今まで2、3冊読んだ事がありましたが、どの本も極めて真っ当で理路整然としており、かえって印象に残らない傾向がありました。

勝間勝代さんという方、異常なぐらいエネルギーに溢れていて、なんか見ていて疲れるくらいの方ですが、でも成功する人ってみんな驚異的にエネルギッシュですから、まあ当然と言えば当然です。でもちょっとその有り余るエネルギーをストレートにお茶の間に届け過ぎなんじゃないかい? と長らく思っていました。

そしてこの本を読んでみて、何とも言えず納得しました。特に印象に残ったのがここ。

確率が低い勝負であっても、それを繰り返し繰り返し行っていけば、いつかは負け続ける確率が下がっていって、どこかで必ず勝てるのです。多くの人はそのような努力を五〇回、一〇〇回は続けません。しかし、もしチャレンジしてもとくに失うものがなければ、勝負をし続けることです。そうすれば、必ず勝てます。わたしは多くの有名タレント、有名経営者にインタビューする機会を得ましたが、ほんとうに、すべての人に共通するのが、この「じゃんけん、じゃんけん、またじゃんけん」の精神です。
なるほど。「じゃんけん、じゃんけん、またじゃんけん」の精神か…。自分に欠けているのはこういう「しつこさ」だと思いました。この一文に出会っただけでもこの本をわざわざ日本から取り寄せて読んだ価値がありました。

もうひとつなるほど、と思ったのは勝間さんが有名人になるメリットとして挙げているこれ:
人脈のひろがりによるチャンスのひろがり。これを生かせないと、有名人になったメリットはほとんどない
これ、有名人でなくても実はまったくその通りで、趣味のサークルとか職場とか、あるいはtwitterやmixiの出会いでも同じことですよね。現代は特別有名じゃなくても、自分なりにソーシャルメディアなどを通じて働きかければ思いがけないほど広がりが増えていきます。そういう広がりを生かさない手はないように思います。

ただ、人脈って「役に立つから」と思って作るモノではなく、いろんな所でいろんな出会いがあるうちに、響き合う人に遭遇し、それが段々と人脈を作ってくれるような気がします。また人脈が増え、自分にとって未知の業界で働く人の話を聞いたりすると今までになかった視点を得られ、視野が広がるだけでもめっけものです。ですので有名人になるならない、あるいは「役に立つ/立たないはともかく、積極的に出会いの機会を設けていくのは本当に大切なことです。

感じ入るところの多い一冊でした。おすすめします。

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