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Brighture English Academy 代表。趣味はウクレレとかハイキングとかDIYとか旅行などなど。在米20年。シリコンバレーに住みつつ、日本とアメリカとフィリピンで会社経営しています。最近は英語教育がライフワークになりつつある。

2007年9月10日月曜日

持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント

金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント
ロバート キヨサキ 白根 美保子
筑摩書房 (2001/06/27)
売り上げランキング: 633
おすすめ度の平均: 4.0
5 金持ち父さんになるためのセカンドステップ
4 キヨサキ氏、精神・感情論を説く。
5 前作以上にすばらしい



胡散臭いロバート キヨサキさんの金持ち父さんシリーズの第2弾です。

この人は胡散臭いながらもなかなか核心を突いています。ファイナンシャル・インテリジェンスを付けなさい、というあたりはもう「ハイ」と返事するしかありません。

この本はまずお金を稼いでいる人たちを4つのタイプに分類してくれます。

E:従業員(employee)
S:自営業者(self-employed)
B:ビジネスオーナー(business owner)
I:投資家(investor)

そしてEとS、特にE が如何に搾取されているか延々と解説してくれます。まあサラリーマンはガラス張りで源泉徴収だからしょうがないですね。私は身内にS とBが沢山いるので実感します。

しかし人を焦らせるだけ焦らせてこれといって具体的な手引きは一切なく、自分の発明したゲームを売り込んできますので、まあゲームの売り込み本であることを自覚しつながら得るべきものを得るというのがこの本の正しい読み方でしょう。

終盤、社会の変化があまりに激しいので年金などの各種社会保証制度が当てにならなくなるだろうと言っていますが、この本が2001年に翻訳されていることを考えると、先を見る目は確かにある人なんだな、と思わせてくれます。


そうそう、一読の価値は間違いなくあります。なんだかんだ言いつつお奨めします。

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