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たまには趣向を変えて感動的な話を。
先週の土曜日、ラジオを聞いていたら、アフリカの青年、ウィリアム・カムクワンバ君がラジオに出演していました。
こんな子です。
これはアフリカのマラウイっていう国の、とある貧しい村のお話。
その村は2002年にひどい干ばつに襲われ、ウィリアム・カムクワンバ君(当時14歳)のお父さんは、ついにウィリアム君の学費を出せなくなってしまったそうです。干ばつがどのくらい酷かったかというと、毎日1日1食で家族全員があっという間に骨に皮になったそうです。
退学したウィリアム君はしかたなく図書館で時間を過ごすようになったそうです。でもそこにあるのは先進国から寄付された英語の本ばかり。ウィリアム君は英語が読めなかったそうです。しかしそこで風力発電について書かれた本と出会い、風力発電の写真に心を動かされ、それを理解したい一心で英語を学習し、ついに手作りで風力発電を作ってしまいました。
「本に写真が載っているのだから、だれかがこの機械を作ったということ。それならぼくにも出来るはずだと思った」と、ウィリアム君は語っていました。
材料は、ごみ捨て場から拾ってきた自転車の部品やプラスチックのパイプ、プロペラ、車のバッテリー。タービンを支えるポールには、森で採ったユーカリの木を使ったそうです。プラスチックに穴を空けるドリルさえないので、釘を熱してそれで穴を空けたそうです。
初めて電気が出来た時には家の中に延期を2つ点し、それからお父さんのラジオを鳴らしたそうです。
7年間で作った風車5台のうち、最も大きいものは高さ11メートル余り。地域の学校でも風車作りを教え、その校庭にも1台を設置したそうです。村人たちは「携帯電話を充電したい」「ラジオを聴きたい」と、ウィリアム君の自宅に訪れるそうです。
つまりこの子、7年間の間に独学で英語を学び、風車の作り方を考案し、5台も作ってしまった訳です。
その一方で日本には25年間も引きこもっている人もいます。
かたや英語の本しかなく、かたやインターネットがあります。
インターネットがある方が引きこもり、図書館に外国語の本しかない方が風車作っています。
この差は一体なんでしょうかね?
私はノーベル賞はオバマ大統領じゃなくてこの子に呉れてやった方がいい気がしますね。
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