iPod と言えばアップル、アップルと言えばスティーブ・ジョブスですが、
実はiPod ってスティーブの発明でも何でもありません。
iPod を発明したのは2001年にアップルに契約社員としてやってきたトニー・ファデルです。
私、この人と何年か一緒に仕事をしましたが、
これほど才能とバイタリティ、そしてカリスマに溢れる人は滅多にいないでしょう。
契約社員から瞬く間にディレクターに昇進。iPod を爆発的にヒットさせて副社長に昇進し、新しくiPod 事業部を設立し、そのトップの座につきました。そして上級副社長へと昇進し、そして iPhone を開発しました。
まさしく飛ぶ鳥を落とすような勢いでした。
ところがどうにかしてスティーブ・ジョブスの逆鱗に触れてしまい
彼が築き上げたiPod/iPhone の事業部は別の人に渡されてしまい、
「アドバイザー」
という訳の分からない役職にされ
今年3月にひっそりとアップルを退職しました。
トニーを閑職に追い込んだスティーブ・ジョブス本人も訴訟を恐れたのか
トニーを役職から外した後も2年近く給料を払い、さらに莫大な手切れ金を払ったようです。
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先週、そんなトニーと久しぶりに話してみたら
なんと次は環境問題に取り組むそうです。
iPod と iPhone で2度も世界を変えた男ですから
次はどんなふうに世の中を変えてくれるのか
いまから楽しみです。
2 件のコメント:
有り難い投稿、ありがとうございます。彼を追うことって可能? と思って google したら以下が。とりあえず追ってみまーす。
http://twitter.com/tfadell
Tony は多分Google+でも見つかるんじゃないでしょうか?そうそう。Iphone の発表会の時になんとスティーブ、Tonyのコンタクトをアドレスブックから消してしまいました。ほんとうに衝撃でしたよ。エグイよなあ...
これの52分ぐらいのところで出てきます。
http://video.google.com/videoplay?docid=7618175491985339193
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