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Brighture English Academy 代表。趣味はウクレレとかハイキングとかDIYとか旅行などなど。在米20年。シリコンバレーに住みつつ、日本とアメリカとフィリピンで会社経営しています。最近は英語教育がライフワークになりつつある。

2012年5月7日月曜日

「地球にやさしい」って何様のつもり?

「地球にやさしい」ってよく耳にするフレーズです。


しかしね、よくよく考えてみると随分偉そうなフレーズです。


まず、どんだけ上から目線なんだか。


地球から見たら人間なんてドンドン繁殖するインフルエンザ・ウイルスのようなものです。


現に人間ってインフルエンザ・ウイルスみたいに増殖しまくりです。2050年に92億人とかどんだけ増えんだよ、って感じです。


[UNFPA(国連人口基金)東京事務所:世界人口推移グラフ]より。


で、中国とかブラジルとかそういった新興国がますますエネルギーを消費して温室効果ガスとか排気ガスとか出しまくりで「地球にやさしい」とか寝ぼけ過ぎにもほどがあります。これだけ人口が増え、エネルギー消費が増えれば、やがてエネルギーやら水やら食糧やらがいい加減枯渇し、とっても大変な時代が来るでしょう。しかしそこはウイルス並みの思考力の人間ですから、おかまいなしで資源使いまくりです。

さて仮に水や食糧やエネルギーが深刻に不足する日が来たとして、困るのは人間です。

断じて地球ではありません。

食糧争奪戦でも起きて人間が滅びてしまえば、地球はかえってハッピーかも知れません。

地球上ではこれまでも様々な生物が誕生し、栄え、そして滅びていきました。地球から見たら恐竜も人間も大差ないでしょう。

それに何となく今のような緑と水に包まれた姿が地球の自然な姿だと思い込んでいますが、もしかしたら火山がドンドン爆発して火山灰に覆われたり、地震とか起きまくって大陸とか動きまくっているのが本来の姿で、いま地球は休憩中なのかも知れません。

こうしてみると「地球にやさしい」なんてスローガン、どんだけ思い上がってんだか、って感じです。インフルエンザのウイルスが人間の体内で「人間にやさしい生活をしよう!」とか言っているようなものです。

人間だってハエや蚊がうるさいと腹を立てて殺してしまいます。同じように地球だって「人間うざいな」と思って怒りださないとも限りません。

ですからもっと謙虚に、「地球にやさしい」じゃなくて「地球様がお怒りにならない」、そして「自分たちや自分たちの子孫にやさしい」生活を心がけ、人間にとって住みやすい今の状態を1日でも長く保とうではありませんか。





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