2011年2月23日水曜日

未来は虫を食べて生きよう!



虫を食べたことありますか?
私はイナゴの佃煮を食べたことあります。それから子どもの頃、友だちと蟻を炒めて食ったことあります。

イナゴの佃煮はカリカリしてて甘くてうまいです。あの姿形じゃなければまあだれでも食べられるでしょう。

イナゴは日本の農村において、農閑期の貴重なタンパク源として人々の食生活を支えてきました。あの甘辛い味付けはご飯のおかずとして最適です。

現在の人間のタンパク源は主に豚、牛、鶏の肉です。あと、大豆もですが、大豆を蛋白源として積極的に活用しているのはおそらく日本人と中国人だけでしょう。

効率が悪い牧畜
しかし、牧畜っていうのは実は効率が悪いです。なぜなら本来なら穀物を植えられる土地を牧草地にし、そこで動物を育て、そしてそれを食う訳ですから効率がいい訳ありません。どのくらい効率が悪いかというとですね、およそ70%の農地が動物の飼育に使われている、と言われているぐらいなんです。まず動物が食べる飼料、これだってどこかで育てなきゃなりません。それから動物自体も牧草地などにいますね。日本は狭いのであまり目にしませんが、アメリカに住んでいると見渡す限りの牧草地に、ポツンポツンと牛が立っている、というのはよく目にする光景です。

もっと食料が必要になる
2050年には世界の人口が90億人に達すると言われています。そしてその人口を養うには、食料の供給をおよそ70%上げる必要があると言われています。

ところがもう農地にするところが残っていません。これ以上森林を切ってしまったら、ますます温暖化が進んでしまいます。更にですね、人口が増えるだけでなく、より多くの人が豊かになってきています。

後進国では1人あたり1年間におよそ25キロの肉が消費されています。

ところが先進国では年間に1人あたり80キロもの肉が食用されているです。更にアメリカは年間120キロ(!)です。

更に恐ろしいことに中国は過去30年で1人当たり肉の消費量が20キロから50キロに増大しました。このペースで食肉の需要が増えると一体どうなるのでしょう?

じゃあどうすればいいのか?
そこで虫の登場です。

牛肉1キロを生産するのに、穀物を10キロ食わせなきゃなりません。これいろんな動物で見てみるとですね...

穀物10キロ→牛肉1キロ
穀物10キロ→豚肉3キロ
穀物10キロ→鶏肉5キロ

てな感じです。
ところが...

穀物10キロ→イナゴ9キロ

です。

さらに動物はせいぜい数百種類しか存在せず、しかも食用に用いられてるのはほんの数種類です。
ところが虫は数百万種類おり、現在およそ1000種類ほどが世界各地で食用されています。また人間一人あたりおよそ2トンの虫がいるとも言われています。地球は緑に覆われた人間が住む星というより、緑に覆われた虫が住む星なんです。まあ採って食っても絶滅の心配なんかありゃしません。

心の壁を取り除こう
虫を食べる、ということへの壁はまあ精神的なバリアーだけでしょう。

ですが実は多くの人が食べるエビ、あれはどちらかとえば昆虫に近い生き物なんだそうです。また海の底にびっしりといるため、「海のゴキブリ」なんて呼ぶ人さえいます。つまり私たちはすでに虫を食ってるようなものなんです。

また世界の80%の人口が虫を食べた事がある言われています。アフリカ諸国、南米のアマゾン、メキシコ、メラネシアなどの熱帯、亜熱帯地域などの多くの地域で虫は常食されています。また日本でも群馬県、長野県、岐阜県、宮崎県等の一部地域において、地方の食文化として現存しており、また、土産物などとしても売られています。

また、昆虫を食用家畜として捉えた場合、少ない飼料で生育可能なこと等から資源が限られる宇宙などでも得られる動物性食物として優れており、将来人類が長期の宇宙ステーション滞在や火星などへ移住する際の食糧としての研究もされているそうです。

宇宙食ですよ、宇宙食。ほら、なんだか食べたくなってきたでしょう?


栄養はどうなの?
栄養学的にも、例えば蛾の幼虫では、乾燥重量の50%以上がタンパク質であり、ミネラル類にも富んでいます。

カロリーは?
イナゴを1キロ食べると、ビックマック6個分のカロリー、ホットドック10本分が採れるそうです。

不潔じゃないの?
加熱することで雑菌等の問題もなくなるので、食品として摂取する事になんら問題はありません。それどころかですね、現在私たちは豚を食べていますが、豚と人間の遺伝子があまりにも近いので、豚の病気は人間に感染しますし、豚インフルエンザのように豚と人間が持つ病原菌が混合し、未知の強力な病原菌が生まれたりもします。ところが虫はあまりにも人間からかけ離れているため、こうした危険性がずっと少ないんです。

では最後は虫料理をだすアメリカのレストランを紹介しましょう。




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なお元ネタはこちら。Idea Worth Sharingっていう面白い番組です。

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