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Brighture English Academy 代表。趣味はウクレレとかハイキングとかDIYとか旅行などなど。在米20年。シリコンバレーに住みつつ、日本とアメリカとフィリピンで会社経営しています。最近は英語教育がライフワークになりつつある。

2017年9月25日月曜日

メールの「断捨離」を決行してみた


1年くらい前に「僕らは通勤で何を失っているのか?」という記事の中で、僕らがいかに通勤で時間を失っているのかについて書いた。

時間捻出で悩んでいる人は多いらしくて随分読まれたのだけど、今回は、通勤時間の短縮以外に僕が実際にやってみて、面白いくらい効果があった「メールの断捨離」について紹介してみたいと思う。

関連記事:僕らは通勤で何を失っているのか?



メールとの格闘

何が嫌いだって、ゴミメールが嫌いだ。まず、第1にいちいちゴミなのかどうか判断しなければならないのがイヤだ。次に、ゴミを削除するのに手間がかかるのもイヤだ。削除する際には、大事なメールを読み落としたり、誤って削除しないよう気をつけなくちゃならないのもイヤだ。

来てたはずのメールがない……。そんな経験は誰にでもあるだろう。そんなこんなでメールを読むこと自体が嫌になってしまい、いつも未読メールが溜まっていた。あまりにも慢性的に溜まっているので、大事なメールは拾って読んでいるつもりではいても、何か大事なことを見落としているんじゃないかと常に不安だった。

一度メールが溜まってしまうと、やがてこんなふうになる。まず一番最近来たメールから処理しようか、それともまだ残っている未読メールを先に読もうか迷うようになる。来たばかりのメールを処理しているとすでに溜まっている未読メールがさらに長時間未読になってしまうし、先に未読メールを読んでいくと、結局は返事を書くのが遅れる。そしてその間にも、また更に新しいメールが届くのだ。泥沼に足を突っ込んだような感じで、抜け出し方がわからなかった。たまに時間をかけてすべてのメールを処理し切っても、すぐに元の生活に戻ってしまうのだ。

断捨離を敢行

そこで、ようやく抜本的な対策をとることにした。そもそも考えてれば、どうでもいいメールが来すぎなのだから、それらが来ないようにすればいい。





まず第1にすべての広告メールを配信停止にした。どうしても止めようがないメールは迷惑認定して、迷惑メールフォルダ行きにした。こうしてみると、過去に1、2回利用するためだけにユーザ登録したサイトが数十社以上もあった。ユーザ名もパスワードも覚えていないから、ずっと面倒くさくて放置していたのだ。それぞれの会社からダラダラと広告メールがやって来て、このメールの洪水を引き起こしていた。思い切って半日ほど時間を割き、広告メールが多いものから止めていった。すべて止めるのには1〜2週間くらいの時間を要した。

次に仕事のメールにも手をつけた。あまり自分に直接関係のないメールは、関係者にお願いしてCCから外してもらった。また、部下に思い切って判断を委ねて、よほどのことがない限りCCを入れないようお願いした。
さらに、会社のグループアドレスなどに自分の名前が入っていたら、これも片っ端から外してしまった。かつては意味があったグループアドレスでも、今となっては他人任せで十分なことがたくさんあった。

絶大な効果

結果はどうだったかというと、笑っちゃうくらい効果があった。
最初の大物のスパムメールがいくつかなくなっただけで、ハッキリとした手応えを感じ始めたので、あれやこれやと止めているうちにあっという間にメールが80パーセントくらい減ってしまった。1日1時間は確実に浮いたと思う。また時間的な効果よりも、むしろ気持ちが軽くなったことの方が大きい。





メールボックスがいつも空というのは実に気持ちがいい。処理や返事を忘れるメールがなくなった。一体今まではなんだったのだ? 

そんなわけでこの「メールの断捨離」、強くオススメします。メールの洪水でお悩みの方は、是非トライしてみてください!


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