応援よろしく!→
2008年の大晦日の日に、サンフランシスコ近郊のオークランドという街の地下鉄の駅で警察官によって黒人の若者が撃ち殺されました。
警察側は当初適切な処置だったと発表したものの、翌日にはyoutube に携帯電話で撮影された一部始終が載り、オークランドで小規模な暴動が起きました。
なぜならその黒人の若者、抵抗もしてなかった上、2人の警察官に床にうつぶせに押さえつけられた姿勢で背中から撃ち殺されていたからです。
警察側のいい分は、スタンガンを使おうとして間違ってしまったなどと二転三転していますが、先月からロサンゼルスでこの事件の裁判が始まりました。
そして来週には判決が出る様相です。
下のビデオは事件の一部始終です。かなり強烈なのでこういうのが苦手な方は見ない方がいいでしょう。
さてこの事件、1991年のロドニー・キング事件を思い起こさせます。ロドニーキング氏を警棒でタコ殴りにしているシーンがビデオに押さえられ、当事者の警察官が一審で無罪になるや否やロス市内で大暴動が起りました。2000人以上の人が重軽傷を負い、36人の人が殺され、放火3600件。器物損壊1100件という前代未聞の大暴動で日本でも大きく報道されました。
このロドニー・キング事件の裁判は陪審員に黒人が一人もいない裁判所で行われ、これも大暴動に繋がる大きな問題とされました。
今回はロスで裁判とのことですが、ロドニー・キング事件の反省を踏まえ、人種は黒人、白人、黄色人種とみんな混ざったいるようです。
ただもしも無罪判決がでたりするとオークランドを中心に暴動が起きるのはほぼ間違いないでしょう。
要注意です。
0 件のコメント:
コメントを投稿