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一昨年の大晦日にオークランド市内のBART駅で、無抵抗の黒人男性が鉄道警察官に近距離から銃で撃たれて死亡した事件で、7月8日に陪審員の評決が出されました。原告側はこの元警察官に殺意があったとして第2級殺人罪を求刑していたのに対して、陪審員たちは元警察官には殺意は無かったとして、業務上過失致死の評決を下しました。
正式な判決は8月の上旬になるようですが、この評決を不服とする抗議がその日のうちにオークランドで起こりました。この抗議活動、最初は平和的に始まりましたが、外部からなだれ込んだ野次馬たちも混じり、陽が暮れる頃には暴徒化しました。暴徒たちは建物を損壊し、モノを盗み、火を放ち、88人が逮捕されました。
なお、このデモ鎮圧の為に出動したパトカーの列、圧巻です。
そして平和的な抗議活動。感じさせてくれる何かがあります。
ただ評決には疑問に残る部分も多いため上告に至る可能性も多く、まだまだどうなるか分かりません。
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