浮気を疑われ夫に殴られ義実家に散々罵られました。
まったく気の毒な話ですし、この男の人も奥さんの話を聞いて事実関係の確認もせずに激昂して殴るなんてどんだけバカなんだろうかと思います。
しかし、その一方でこの手の話は多分よくある話なんだろうと思います。
内閣府男女共同参画局のホームページにある「配偶者等からの暴力の実態」を見てみますと、妻が被害者となる殺人や暴行事件の割合にビックリさせられます。
配偶者間における暴力の被害者の多くは女性
警察庁の統計によると,平成18年中に検挙した配偶者(内縁関係を含む)間における殺人,傷害,暴行は2,239件,そのうち2,082件(93.0%)は女性が被害者となった事件である。
女性が被害者となった割合は,殺人は179件中117件(65.4%)と,やや低くなっているが,傷害は1,353件中1,294件(95.6%),暴行は707件中671件(94.9%),とそれぞれ高い割合になっており,配偶者間における暴力の被害者は多くの場合女性であることが明らかになっている(第1-4-3図)。
おおよそ9割は女性が被害者というわけです。
じゃあなぜこんなにも男が女を殴ったり殺したりするのでしょうか?
私はこれ、配偶者や恋人を別の男に盗られないための防衛本能じゃないかと思います。
女の人は自分で自分の子供を産みますから「あれ、この子は私の子かしら?」なんてことは起きません。でも男には子供が本当に自分の精子で受精したのかどうか確認する術がありませんから、女の人の行動をコントロールしたり拘束したりするのでしょう。こうすれば確実に自分の精子で受精した子孫を残せます。
また人間のメスはチンパンジーやサルのように排卵期になるとお尻を真っ赤にする、なんてことありませんから、いつ妊娠可能なのかさえわかりません。ならば女の人の行動を拘束し、四六時中セックスすることで女の人が自分の精子で受精する確率を限りなく高めるのでしょう。
女のほうだってメリットあります。自分の行動が拘束される代わりに、自分と子供の食糧が特定のオスによって安定的に供給されるようになります。ですから女は太古の昔から安定的に食糧の供給をできる男を選んだでしょう。太古の昔ならそれは狩猟が上手い男であり、現代であれば収入が多い男です。
私たちが「愛情」や「恋」と思っているものの実態はまあこんなものでしょう。
そうそう、そういえば若い時、会社を辞めたらすぐさま女に振られました。その時はショックでしたが、まあこの理屈に従えば、私、オス失格でしたね。
いいとか悪いとかじゃなくて、人間はこうやって何万年となく暮らしてきましたから、遺伝子レベルで刻み込まれている行動原理でしょうね。
こうしたオスの防衛本能が逸脱すると、ストーカーになったり女の人を殴ったり殺してしまったりするのではないかと思います。殺してしまったら意味がないように思いますが、少なくとも自分のメスが別のオスの精子で妊娠することを確実に防げます。
冒頭の妻を殴った男性、この奥さんが初恋の女性で、しかも初体験の相手だったんじゃないでしょうかね?私の勝手な憶測ですが、若い時に何度か恋愛をして振ったり振られたりする経験を持てば、こうした疑いが発生した時にもっと冷静に対処できるように思います。
奥さんも可哀想ですが、男のほうもなんだか太古のオスそのもので哀れな感じがするのは私だけでしょうか?
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