キンドルを買って以来、他の電子書籍端末にも非常に興味が出てきたので、バーンズ&ノーブル(Barnes & Noble, Inc.)のNook Color を買ってみました。
Nook はキンドルと同様のeInk を採用したモノクロのモデルと、iPad のようなカラータブレットのようなモデルがあります。今回はこのタブレットのようなカラーモデルを買ってきました。
値段は250ドルですからiPad の半額以下です。iPad よりも一回り小さい7インチのColor LCDを備えており、大きさは長さ 20.5センチX幅12.7センチX暑さ1.2センチです。重さは442グラムでけっこうズシッときます。ただiPad のWIFI モデルが601グラムですから一回りiPad よりも一回り軽く、小さいです。でもブックリーダーというふうに考えるとキンドルはわずか292グラムですからかなり重い感じがします。
Nook Color の実態はAndorid 端末ですが、独自のインターフェースが載っており、ブックリーダー機能をメインにした作りになっています。ただweb もメールも見れるし音楽も聴け、またflash にも対応しているので普通にメールを読み書きしたりネットを徘徊したりは十二分に出来る仕様です。またアプリストアがあってアプリもダウンロード出来るので、ゲームを入れたりとかそういうこともできます。ただアプリは現時点でわずか350本ほどしかありません。
実はこのNook Color、現時点でもっとも売れているアンドロイド端末です。(Barnes & Nobleが改造を加えたアンドロイドですが)3月の時点ですでに300万台も出荷されており、タブレット市場のおよそ1/4を食っています。もう7月ですから、おそらくさらに1〜200万台は売れたでしょう。
能書きはこんなところでレビューです。
まず、箱はこんなの。
箱はポッキーの箱みたいに中折れします。キンドルの箱もシャレていましたが、こっちはもう一段よく出来ています。
中身は本体とACアダプターとUSBケーブル、それとペラペラのマニュアルです。
ついでにカバーも買ってきました。ジッパーが閉まるパースみたいなカバーです。
開けたところ。
起動するとこんな感じ。読んでいる最中の本屋最近使ったアプリなどがデスクトップに表示されます。
ブラウザを開いたところ。日本語も普通に表示されます。また3軸ジャイロセンサーが内蔵されており、ちゃんと横向きにすれば表示も横向きになります。この機能は簡単にオフに出来ます。
肝心の読書機能ですが... よく出来ています。
本を表示したところ。タッチセンサーなので右から左にページをめくるように擦ると次のページに進みます。画面をタップすれば文字の拡大や目次へのインデックス、サーチ機能などのアイコンが瞬時に表示されます。操作方法は簡単でだれでもすぐに直感的に使うことができます。キンドルよりもかなり出来がいいです。
辞書機能を非常に優れています。知らない単語やフレーズなどをタップするとアイコンが4つ表示され、下線を引いたりシェアしたり、辞書で調べたり、ソーシャルメディアなどで共有したりといったことがすぐさま出来ます。
辞書のアイコンをクリックすると意味が表示され、更にその下に「Google」と「wikipedia」ボタンが表示され、その単語を更に調べることができます。
これが辞書画面。
この端末、更に雑誌や絵本などは様々な工夫が凝らされており、電子書籍による読書の可能性を非常に感じさせてくれます。
この端末、コストパフォーマンスに極めて優れたタブレット端末と位置づけてよいでしょう。はっきり言って買いです。ただしマイクも3Gも備えていませんしカメラも内蔵していませんからそれなりの割り切りは必要です。
しかしそういった部分も価格設定を考えれば許せます。なおMicroSDカードスロットを用意しており、最大32ギガまで簡単に容量が増やせます。
また機会があったら絵本や雑誌の機能もレビューしてみたいと思います。
そうそう、こいつにアンドロイドをインストールしてみようと思っています。乞うご期待。
アップデート:アンドロイド、インストールしてみました。こちらです。
その後ファームウェアも新しくなり、ぐっと使いやすくなってきました。詳細はこちらでどうぞ。
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