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Brighture English Academy 代表。趣味はウクレレとかハイキングとかDIYとか旅行などなど。在米20年。シリコンバレーに住みつつ、日本とアメリカとフィリピンで会社経営しています。最近は英語教育がライフワークになりつつある。

2007年10月29日月曜日

敗者のゲーム - なぜ資産運用に勝てないのか

敗者のゲーム(新版) なぜ資産運用に勝てないのか
チャールズ・エリス
日本経済新聞社 (2003/12/04)
売り上げランキング: 3796
おすすめ度の平均: 4.5
4 やはり必読の本
5 たった一つの冴えたやり方
5 前提があります




この本はまだ投資の「と」の字も知らない頃に、有名な投資信託会社でファンドマネージャーをしていた友人から強く奨められ読んだ本。

その後、多くの投資関係の本を読んだが、多くの著作から必ずと言っていいほど引用、推奨されている名著で、非常にためになった一冊だった。

現代においては、多くの優秀な人材と豊富な資金・情報を持つ機関投資家が市場の主役となっているため、市場に勝ち続けることはほぼ不可能で、「ミスをした方が負ける」という「敗者のゲーム」になっているという。

それゆえ自分で銘柄買いなどせず、インデックスファンドでパッシブ運用すれば市場の成長率と同じペースで儲けられるというお話。「市場」=「プロのアウトプット」なので、市場と同程度なら素晴らしい、ってわけです。勝つことを考えず負けないことを考えましょう、というお話。

豊富なデータと、説得力のある内容。資産運用を考えている方は必ず読んでみることをお奨めします。

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