東野圭吾の小説を原作にした映画。
幸せな家庭をもつ主人公平介。バスの転落事故で突然愛する妻を失い、辛うじて娘が生きながらえる。だが娘の意識は死んだ妻のものと入れ替わっていた...
小説版では小学校5年生の娘なのだが、映画版では高校生の娘という設定になっている。
また小説の方では仔細に描かれる性欲との葛藤や加害者家族の状況などが端折られている。2時間程度に収めるためには致し方ないのだろうが、ちょっともったいない気がする。
しかしこの映画、期待していなかった割にはかなり良かった。
カメラワークがテレビドラマ的でつまらない。当時19歳だった広末涼子が熱演しているのだが、彼女の舌っ足らずの喋り方とアヒル口が物語への感情移入を妨げる。終盤になってきてよくやくいくらか物語に入れた。
エンディングは小説と映画では異なっているのだが、映画版のほうが衝撃的だった。私はこの結末がまったく腑に落ちなかった。
借りてみるにはかなりちょうど良い感じの映画です。割とお奨めします。
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