しばらく前に小型のクッキングストーブを衝動買いした。その名もJETBOIL(ジェットボイル)。
この製品は名前の通り、恐ろしく早くお湯が沸くのだ。公称値によると250mlの水を90秒で湧かせる、とのことなのだが、実際にそのくらいで湧いてしまう。オレらは500mlほどを湧かしてラーメンを作ったりしたが、確かにほんの数分程度でお湯が沸いてしまうのだ。
また驚くほど細火も可能で、今までの小型クッキングストーブの常識をすべて覆している。
JETBOIL をバラバラにするとポット、ポットのふた、バーナー、ガス管の、計量カップの5つの部品に分かれる。
ポットの底面部には帯状に織り込まれた金属の輪がある。どうやらこれが熱が逃げるのを防ぐらしい。バイクのエンジンのヒダヒダが小さくなったものと思ってくれればいいと思う。アルミで出来ているようだ。
この部分がバーナー部と合体し、ポットを持ち上げると燃料からバーナー部分から全部くっついてくる。
ポットの部分はウェットスーツのような保温性の高い材質で覆われており、中身が煮立った状態でも手づかみができるのだ。やけどの心配は非常に小さい。
バーナー部分は蜂の巣のように細かく穴があいている。これが弱火に強い仕組みらしい。
蓋はプラスチック製でかなりちゃちい。ただこの蓋を着けたまま中身の液体を注げるようになっている。個人的には穴のない、きっちりした蓋の方がよいような気がするがどうだろうか。
付属の計量カップはそれ自体ちょっとしたスープ皿として使えると思う。この計量カップはすべてをパッキングしたときに、ポットの底面部の部分を保護するようになっている。
とにかく小さくて簡単なストーブが欲しいという人には非常に強くお奨めします。
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