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昨日、日本では未公開の「District 9」(ディストリクト9)という映画を観ました。
いや〜。面白かった。
封切りになったのは夏だったんですが観損なったのでDVD 発売を待っていました。
ある日巨大UFOが南アフリカの上空にやって来て、その中にいた100万を超える宇宙人たちが難民と化し、やがて共同居住区「第9地区(District 9)」はスラム化、ついに私設軍事機関MNUは彼らを強制収容所に移住させることになる…というような感じのストーリーです。
この映画、ドキュメンタリータッチになっており、なんだか実際にこんな事件が起きてるんじゃないかと思わせるような進行です。あっという間に画面に引き込まれてしまいました。
で、登場する宇宙人なんですが、なんというかバッタっぽいんです。実際に昆虫をモチーフにデザインしたそうです。もの凄いリアルでグロテスクで、それでいてコメディタッチも効いており、本当によく出来た映画でした。
監督のNeill Blomkamp氏は実際に南アフリカのジョハネスバーグで生まれ育っており、この難民化した宇宙人の住むスラムは、実際にジョハネスバーグ存在する難民キャンプで撮影されたそうです。さらに気味の悪いことに、この難民キャンプにいた住人はこの映画の宇宙人同様、別の場所に強制移住させられているのです。
差別について、偏見について考えさせられちゃったりしてなかなかよく出来ていました。
日本で公開されるかどうか分かりませんが、非常におススメです。是非どうぞ。
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