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Brighture English Academy 代表。趣味はウクレレとかハイキングとかDIYとか旅行などなど。在米20年。シリコンバレーに住みつつ、日本とアメリカとフィリピンで会社経営しています。最近は英語教育がライフワークになりつつある。

2010年4月16日金曜日

同じシリコンバレーでもずいぶん違う

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さて今の会社に移ってはや3ヶ月が経ちました。

以前の会社ではハードウェアの開発に関わっていたので、試作品が上がってこないと仕事にならないようなところもあり、けっこう仕事に波がありました。忙しいときは忙しかったですが、案外暇なときは暇だったんです。

それから大企業でしたのでやっぱりプロセスとかそれなりにしっかりしてましたし、まあテキトーな図面じゃ工場から試作品が上がってきませんから、まあ仕様書なんかもそれなりにあったりもしました。

現在の会社は以前の会社とは比べ物にならないほど小さく、また会社もずっと新しいですし、また勤めている部署がクラウドサービスの開発ですから、これが同じシリコンバレーの会社かよ!と思うほど仕事のペースが変わりました。

もうペースが早いのなんの... 少なくとも週に1回、多ければ2回も3回もリリースしてます。そう、実際にお客さんがアクセスするサービスをリリースしてるんです。社内リリースじゃありません。お客様から見るとパッと見ても分からないような改良をひたすら続けており、どんどんリリースしているんです。

この調子ですから悠長に仕様書なんか書いちゃいられません。仕様はホワイトボードに書きなぐった議論の後と立ち話で決め、その日のうちにコードを書いて、コードレビューやテストもよってたかって1日ぐらいで終わらせてリリースしていきます。

もうエンドレスに働いており、以前の会社ってどんだけ楽だったんだろうと思ってしまうような毎日です。

これだけ社員をこき使う訳ですから給料もそれなりにいいですし、株価が上がればみんな大儲けですから必死こいて働いています。

だいたい働いている人たちも2年に1回は転職してスタートアップ企業を渡り歩いているような連中ばかりで、なんかアドレナリン中毒みたいな連中ばっかりです。

まさか40過ぎの管理職なのに徹夜して働く会社に入ると思いませんでしたが、こんなふうに働ける時期も短いかもしれないな、と思ってワイワイ働いています。

気が付いたら自分も転職を繰り返すアドレナリン中毒になりそうで怖いです。

こんな体験が出来ただけでも転職して良かったな... と思ったりもしますが

疲労のあまり思考が麻痺しているような気がしないでもないです。

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