2012年9月2日日曜日

未来のビジネスの形

7月下旬に日本に一時帰国した際に、ビジネスメディア誠の編集部のお計らいにより、畏れ多くもあの佐々木俊尚さんと対談することができました。

この時に私はグローバル化が社会にもたらす影響や未来の仕事の形などを話し合えたらと考えていたのでそういった提案をしたところ、編集部の方も佐々木さんも快く引き受けてくださり、思いがけずに自分の考え続けていたこと、疑問に思っていたことなどを佐々木さんにぶつけることができました。あっというまの2時間で、終ってしまうのが惜しいほどでした。

佐々木さんはとにかく「まとめる力」が高い方でした。私がグズグズ喋っているとピシッとまとめてくれて、また佐々木さんから出てくる事例も「なるほど」と思わせてくれるものが非常に多く、得ることの非常に多い対談でした。

さて対談の内容は、今日から9回でビジネスメディア誠に掲載される連載記事のほうをお読み頂くとして、今日はまた対談後に考えてみたことを書いてみたいと思います。

これからやってくるのは中世のような「領主と農奴」の世界のような時代です。中世の領主はある一定の領土を支配しました。しかし21世紀の企業はその企業の得意分野で地球規模に支配を広げます。

例えばグーグル。

あなたは自分のことをグーグルの客だと思っているかも知れません。

その認識は間違っています。

あなたはグーグルの商品です。

グーグルの本当の客はグーグルに金を払って広告を載せてくれる企業です。

あなたや私の検索履歴や閲覧履歴そのものが、グーグルの売り物なのです。そしてそんなあなたや私のブラウザに最適化した広告を載せることに企業はカネを払っているのです。

グーグルはこれを地球規模でやっています。

グーグル先生は何でも知っています。あなたの嗜好、悩み、好きなエロサイト…。そうやって何十億人という人から集めたそれらの情報を意味ある形に再編し分析し、あなたのブラウザに入れられたクッキーを頼りに、あなたに最適化した広告を表示するのです。

今後はこういった企業が増えるでしょう。

いや、すでに沢山あるんです。

いま、そんな話を本に書いています。

まだタイトルは決まっていませんが、取りあえず「私設帝国の時代」というようなタイトルを考えています。

年内には出せると思います。

またもう少し書けたら少しずつ紹介したいと思っています。

そうそう、同じようなネタでその他諸々twitterで呟いたこと、まとめてくださった方がいたのでこちらもどうぞ。

Matsuhiroさんによる、「近未来の日本の労働環境の見通しとそのサバイバル方法」

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