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Brighture English Academy 代表。趣味はウクレレとかハイキングとかDIYとか旅行などなど。在米20年。シリコンバレーに住みつつ、日本とアメリカとフィリピンで会社経営しています。最近は英語教育がライフワークになりつつある。

2009年12月29日火曜日

日本企業と一緒に沈没するな!

昨日は久しぶりに友人一家のうちにお招き頂き、楽しいひとときを過ごしました。

私と同世代の子供がいる方で、家族構成も似ている上、さらに私と同じように日本企業ではなく現地企業に勤めている方なので、色々と話が弾みました。

子供らの将来の話から

日本企業はどうしてこんなにダメなんだろう?という話になり

やっぱ日本は人材の流動性が少な過ぎるからかな?という話に落ち着きました。

日本ってかなり終身雇用が崩れたとはいえ、

まだまだ大半の会社はコテコテの年功序列に終身雇用です。

なので歳ばっかり食って仕事ができない社員だって

年功序列でそれなりの給料です。

でもこれって、冷静に考えると

社内に不良債権を抱えているようなもんです。

この不良債権の給料を維持する為に

若者は薄給にならざるを得ません。

さらにその下で非正規雇用の派遣社員が搾取されており

この人たちの低賃金が、中高年の所得を支えています。

まあ有り体に言えば中高年による若者からの搾取ですな。

薄給の正社員たちも

ヒドい会社だとは思っても

うっかり会社を辞めたりすると

非正規雇用の悲惨な生活が待っていると思うと

イヤでも会社にしがみつかざるを得ません。

その間に硬直した日本企業は、

アップル、グーグル、サムソンといった後発企業に完敗し続けています

この状況を打破するには

終身雇用、年功序列、非正規雇用などを法律で禁止するなどして、この雇用の硬直化と搾取の構造を終わらせる必要があると思うんですが

多分日本は壊滅的な状況になるまで何もできないでしょう。

つまり負けると分かってるのに若者の命を犠牲にし続けた神風特攻隊みたいなもんです。

でも今の若い皆さん、

日本と一緒に沈没する必要はこれっぽちもありません。

一生はたったの一回です。

会社にしがみついたってその会社が倒産したら全てはパーなんです。

そうなる前に

会社を離れる為の手段を考え

力を付け

日本企業から離れることを強くお勧めします。

専門知識、経験、英語、そして何よりも

自分の頭で考える習慣を身につけるだけで、

選択肢はかなり増えてきます。

是非色々とトライしてみてください。

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