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Brighture English Academy 代表。趣味はウクレレとかハイキングとかDIYとか旅行などなど。在米20年。シリコンバレーに住みつつ、日本とアメリカとフィリピンで会社経営しています。最近は英語教育がライフワークになりつつある。

2017年10月8日日曜日

「ブレードランナー2049」を観て考えたこと

アメリカで封切りになった「ブレードランナー2049」を観てきました。

2時間43分にも及ぶ長編でしたが、最初から最後まで食い入るように観入ってしまい、そして今日再び観に行ってしまったほどインパクトある作品でした。




何がそこまでインパクトがあったのかというと、「人間とはなんなのか?」という作品を貫き通す根本的な問いかけす。AI が猛スピードで発達する今、これは極めてタイムリーな問いかけではないかと強く感じ入った次第でした。



人間を人間たらしめるものはなんなのか?

最近、AIができるのは評するに巧妙なパターン認識であって、AIは何か思考ができるわけではない、というような論調の記事をちらほら目にします。しかし、人間の中には筋だった思考はおろか、大したパターン認識もできない人が大勢いるわけです。また、人間がやってるのは巧妙なパターン認識ではないという確証は一体どこにあるのでしょうか? 

「AI と人間を分けるのは美意識の有無だ」というような考え方もありますが、人間の美意識だって、実はパターン認識の延長かもしれないのです。

あるいは、 「設計図に沿って作られただけの機械には命がない」とするならば、ではDNAという設計図に書かれた通りに成長する人間は、「命がある」と断言できるのでしょうか? 

人間を人間たらしめているのは「人を愛する能力なのだ」という考え方もあるしょう。しかし、僕らが「愛」と考えているものの実態は、実は子孫や名声や富を残すために遺伝子レベルで組み込まれた、極めて精巧なプログラムなのかもしれません。「いや、人間には無償の愛がある」と思う人もいるかもしれませんが、無償の愛は滅多にないからこそ美談なのであり、基本的にそんなものは存在しません。

関連記事:社会的階級と慈悲深さは反比例する
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人間と機械を分けるのは、目的意識の有無だけ?

これはまったくの思いつきレベルの私見ですが、人間とAiの違いは、目的意識を持ちうるかどうかだけなような気がします。目的意識を持ってゴール設定をする。これこそが人間らしさです。それがたとえ、「今日はパチンコで儲けてやる」「女を口説いて一発やろう」などといったゴールだとしてもです。逆にこれができない人は、徐々にその位置を機械に奪われていくような気がします。

なおこの「目的意識」ですが、これは、「あれがしたい、これがしたい」というような欲求とは異なったものです。食欲、睡眠欲、性欲といった欲求は昆虫や下等動物にもあるわけで、人間だけに見られる際立った特徴ではありません。また、それに類するものは機械にもプログラム可能であると思うのです。しかし、少なくとも現在のところは、自分なりの目的意識を創り出し、それを実行に移せるAIは存在しません。

今後AIが発達すればするほど「人間を人間たらしめているものはなんなのか?」という議論はさらに熱を帯びていくでしょう。そしてその「人間らしさ」を磨くことこそが、21世紀を生き抜く力となっていくような気がします。

リアリティに溢れる近未来のテクノロジー

この映画でもう一つ面白かったことは VR、AR、音声認識、AI アシスタントといったテクノロジー発達していった延長線上に何が待っているのか上手に映像化して見せてくれた点です。ネタバレになるので内容は書きませんが、「ああ〜。やっぱりこうなるよね」的な納得感がたくさん得られる映画でした。

また、キーボードをタイプしている人がほとんど登場せず、代わりのほぼすべての登場人物が音声でメカ類を操作していてたのも印象的でした。今でもアマゾン・エコーやアップルのSiriによる音声入力が普通に使われつつありますから、あと32年もしたら、確かにキーボードなんてなくなっているような気がします。

関連記事:アマゾンのアレクサ(ALEXA)のカタカナ英語理解度はヤバい

さて、以上が「ブレードランナー2049」の感想です。本当に魅せてくれる映画なので、是非是非ご覧ください。オススメです!

前作を観ておきたい方はこちらをどーぞ!





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2017年10月7日土曜日

「やりたいこと」リストを作ってみよう!


人生にはいつだって「やりたいこと」と、それから「やらなければならないこと」で満ち溢れています。 僕らを往々にして、「やらなければならない」ことばかりを優先し、ついつい「やりたいこと」を後回しにしてしまいがちです。 そうして気がつくと、あっと言う間に10年ぐらい経ってしまうのです。かくいう僕自身もそのうちの一人で、色々とやりたいことがあったはずなのに、気が付いたら半分くらいしかやらないうちに10年も20年も経ってしまったことが感じなのです。

いったいどーすればこのような状況から脱することができるのでしょうか?


関連記事:50歳の今振り返って考える、50歳までにやっておくべき12のこと
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「優先順位」と「時間の捻出」

この問題を突き詰めていくと、2つの原因に収束します。一つは「時間が足りない」という問題で、もう一つは優先順位の問題です。どちらもなかなか解決が難しいですが、解決不可能ではないはずです。そこで、この2つの問題の解決方法を考えてみることにしました。

まず最初に時間の捻出方法から考えてみましょう’。これについては以前にもいくつかの記事を書きましたが、これまでに僕自身がやってみた限りでは、通勤時間の短縮と、無駄なメールを排除が最も効果的です。それから最近スマホの断捨離も実行しましたが、これも意外に時間を作ってくれます。

関連記事:僕らは通勤で何を失っているのか?
関連記事:メールの「断捨離」を決行してみた
関連記事:スマホのアプリも断捨離してみた

時間の捻出方法は他にもまだいろいろとアイデアがあるのですが、これらはまたおいおい試していきたいと思います。



もう一つの問題は、優先順位の付け方です。

僕らは「To Do リスト」は作るのに「やりたいことリスト」を作ることはありません。ですから「To Do リスト」と同様に「やりたいこと」もリスト化して、きちんと視覚化する必要があるように思うのです。

僕はこの「やりたいこと」のリスト化、まだ20代の若者だった頃にやってみたことがあります。当時読んだ千葉敦子というジャーナリストの著作に触発されたのですが、ひどく感銘を受けてすぐに実行に移したのです。その効果はスゴいのなんの、この時に作ったリストあったことを、すべて無事に達成することができました。もしもあの時に「やりたいこと」リストを作らなかったら、50代になった今もやりたいことが何一つ終わらず、ブーブー言いながら生きていたように思います。ですのでこの「やりたいことリスト」作り、強くオススメします。なお、僕がやった「やりたいことリスト」の具体的な作り方はこちらです。

関連記事:死ぬまでにやってみたいこと


朝起きたら、まず「やりたいこと」からやろう

僕らは朝起きるとまずメールをチェックし、「やらなければならないこと」から実行してしまいがちです。そして全ての「やらなければならないこと」が終わったら、その後に「やりたいこと」をやろうと考えるのです。

ところがこのやり方には根本的な問題があります。こうして「やらなければならないこと」に追われて一日過ごしていると、ようやく夜になって時間が出来た頃にはすっかり疲れてしまっていて「やりたいこと」をやるエネルギーがなくなってしまうのです。ですからやっぱりまず最初に「やりたいこと」をやってしまうのが肝心です。そして、残った時間でどうしてもやらなければならないことをやればいいのです。

最近このやり方に切り替えようと毎日思ってるのですが、長年の習慣でついついまず最初に「やらなければならないこと」をやってしまいます。なので、明日からまず朝起きたら1日の「To Do リスト」を作る時に、先頭にまず「やりたいこと」を書いてしまうと思っています。



以上、「やりたいこと」リスト作成のススメでした。

またしばらくしたら経過報告をしたいと思います。皆さんもこの「やりたいことリスト」作りにチャレンジして見てください!





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2017年10月4日水曜日

Bluetooth オーディオレシーバーは、意表ついてけっこう便利です!

僕は以前、車で音楽を聴くときにはオーディオケーブルでiPhoneと車のAUXインプットを繋いでいたのですが、たまに後ろの席から音楽をかけようとするとちょっとケーブルが短すぎたりして不便だったので、3、4ヶ月前に Bluetooth オーディオレシーバーのオーディオレシーバーを購入しました。






このオーディオレシーバーを使えば、例えばヘッドホンとか、家のステレオ・システムなどにBluetooth 経由でデータを送れるという訳です。私は車の中以外に特に用途がないので、車のAUXポートに挿しっぱなしにしています。

この製品、フル充電で10時間使えるらしいのですが、持ち歩く訳ですらないので、すぐ隣にあるシガレットライターの口から電源をとって、繋ぎっぱなしにしています。




車に乗ると、黒い面の部分にある直径1センチくらいのスイッチを1秒くらいホールドします。するとすぐさまスマホと繋がりますので、あとはなんかプレイリストを選んで再生です。もう3、4ヶ月使っていますが、特になんの不満点もありません。

この製品、これ自体で音量の調節、そして再生/一時停止/スキップなどの操作ができるようです。それどころかマイクも内蔵しており、ペアリングしてる電話を使って通話さえできるようです。が、それらの機能は今のところ一回も使ってないので、ナンボのものなのかはよくわかりません。私はただただ、運転中に音楽を聴くのにだけ使っています。そして、すこぶる便利です。



これ、個人的にはとてもオススメです。車の中でも無線で行きたい方、是非どうぞ!

関連記事:「買ってよかったなあ!」と思うスマホ・アクセサリ8選




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